■セルフタイトルのニューアルバム『モーション・ワーカー』を発売したばかりのMocean Worker(モーション・ワーカー)本人による収録楽曲紹介。「最もファンキーなアルバムに仕上がった」とモーション・ワーカーも言っていましたが、今回紹介する3曲目“The Actual Funk (feat. Sweetpea Atkinson)”はそんな中でも最も「ファンキー」な楽曲。
そもそも8作目のアルバムとなる今作『モーション・ワーカー』で何故セルフタイトルを採用したのか?それは彼自身が影響を受けてきたの音楽の歴史を全て入れ込んだことがまず第一。そして第二に今作の作曲から、全ての楽器の演奏、ミックスまで「ほぼ」全てをモーション・ワーカー本人が一人で作り上げたから、です。実は最初の目標は「ほぼ」全てではなく、「全て」を一人で作り上げる予定だったのですが、、、今曲“The Actual Funk (feat. Sweetpea Atkinson)”で唯一のゲストミュージシャンが登場し、「全て」を一人で、では無くなります。その過程にも理由があったのです、、、それではモーション・ワーカーによる曲紹介をどうぞ!
3. “The Actual Funk (feat. Sweetpea Atkinson) / ジ・アクチュアル・ファンク(フィーチャリング・スウィートピー・アトキンソン)”
もし君がワズ・ノット・ワズ(Was Not Was)のスウィートピー・アトキンソン(Sweetpea Atkinson)と一緒に仕事が出来る機会があったら、、絶対にそのチャンスを逃すな!彼と出会ったのはミンディ・エイベア(Mindi Abair)の家でだったんだ。そこですぐに意気投合してね。それまでに今作『モーション・ワーカー』用の曲は何曲か書いてあったけど、何か物足りなくてね。そこで彼、スウィートピーのヴァイブスが欲しくなったんだ。今作を作るにあたって最初に「誰の力も借りずに僕だけの力で作り上げる」っていうルールを決めていたんだけど、、でもそれはスウィートピーに出会って変わったよ。スウィートピーという新しいチャンネルを手に入れたんだ。彼は今作で「唯一」のゲストミュージシャンだよ。自分で定め、自分自身に課したルールでも、そこに縛られず、時折自ら壊してみるのもまた楽しいことだよ。最近の世の中でファンク寄りのハウス・ミュージックとディスコ・ミュージックがまたメインストリームに戻ってきたことは凄く良い事だと思うんだ。僕はこれをチャンスと思い、超ヤバいグルーヴに僕のベースを乗せて、君に届けるよ、、「真のファンク / The Actual Funk」を。