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カテゴリ:MAHONES( 1 )
これ以上枯らさないで!
■たまには自社で取り扱っていない、趣味のアイリッシュパンクのお話を。
最近個人的にThe Mahonesブームが再来していて(2014年には新譜も出るようで)、CD棚を漁っていたところ、こんなアルバムが出て来ました。そしてハマってます。

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Mahonesのアルバム『Get Stuffed』

前述のThe Mahonesはカナダのマホーンズ。こちらのMahonesはドイツのマホーンズ。同じバンド名で同じジャンルのバンドでも「The」が付いているかいないかで全然違うバンドになってしまいます。通常、このジャンルを知っている人との会話で「マホーンズ」と出て来た場合は圧倒的に、、いや100%カナダのThe Mahonesの事でしょう(そもそもその会話、かなりマニアックなものだと思いますが、、)。

■このアルバムを初めて手に入れたのは、まだUncleowenを始める前CD屋でバイトしていた時の事。当時から大好きなアイリッシュパンクのCDを仕入れて貰っては、売場に出しつつも1枚は自分用に社販して、、って探求の旅を行ってました。
その時にThe MahonesのCDを集めて特集を組んでいた際に、間違えて今作を仕入れてしまったのが出会い。最初聞いた時には「やべー間違えた!こっちダサい!パンクじゃない!」なんて非道い感想を受けたのですが、今こうして聞いてみると、、何とも言いがたい心地よさ、耳鳴り
、メロディを持っていて、とてつもなく良い。今はむしろThe Mahonesより、こっちのMahonesの方が好きな位。

■当時の言い訳をしますと、カナダのThe Mahonesにもこんなアルバムがあるんですよ。
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The Mahones『Draggin the Days』
アルバムのアートワーク
がちょこっと似ているでしょう?これと間違えました。。。そもそもマホーンズがもう一ついたとは、、

■話をドイツのMahonesに戻しますね。
彼らは80年代から活動しているアイリッシュ系音楽のバンドで、今作以外にも何枚かアルバムを出しています。トラッドを演奏しているパブのバンドよりはロック寄り、アイリッシュ・パンクのバンドよりは大人(落ち着いているし演奏も上手い)という何とも中途半端な立ち位置の、、「ロック・バンド」としましょう。演奏はとても上手いのですが、どうもノリがロック寄り、、、つつもそこまでロックに寄らずにトラッド畑も耕している。でも時折パンキッシュになろうとするも、、、良い意味で演奏がまとまり過ぎている為、あんまりパンクに聞こえない。
この中途半端な立ち位置から生み出された曲が気持ち良いんです。不思議な立ち位置だからこそ、出せる音、刺激出来る琴線がるようで、、、とても心地良いです。

そして何より彼らのオススメポイントは、全曲で漂う独自の「枯れ感」。何と言えばいいでしょうか?カウパンク〜ラスティック的な土臭さもあるのですが、、それ以上に、、もうそこを突き抜けて枯れている。何とも渋い。
RPGで例えると、石化して誰も近付かなくなった森、もしくは水が枯れ果てた砂漠の中にポツンとのこった村の廃墟(住人は老人が一人)とでも言えましょうか、、、哀愁の漂いっぷりが半端無く、もう目で見えてきそうな程です。
こんなにも陽気な曲を「枯らした」アレンジで聞かせる、バンドはいないと思いますよ。
彼らが演奏するのはほとんどがアイリッシュのトラッドです。例えばフィドラーズ・グリーン(Fiddler's Green)『ドライヴ・ミー・マッド』でカバーしている"Salonika"を思い出して下さい。このMahonesもこの曲をカバーしているのですが、何とも「枯れて」います。底抜けにアッパーに盛り上げ、ライブでも欠かせない曲に仕上げたフィドラーズ・グリーンに対して、このMahonesのアレンジはもう、、枯れています。
「もうやめて〜!これ以上枯らさないでーー!」って涙ながらに訴えかけたい程に枯れてます。
それは究極にシンプルなドラム(基本スネアとハイハットをスタスタ〜で、たまにシンバルをパーン。キックはこもった音であまり聞こえない)からか?ほんわりと響くフルートからか?包み込むアコーディオンからか?上手すぎるボーカルと、いい感じに下手で味の有るボーカル2人(更に女性もいるっぽい)の掛合いからか?高速ながら優しく爪弾くバンジョーからか?楽器の重ねがシンプルすぎて楽器間、隙間の温度さえも感じる楽曲からか?
何か自分でも何言ってるのか分からなくなったんで、ここら辺で止めときますね。
とにかく「枯れて」ます。
明るい曲を陽気に、勢い良くカバーするのがダメとは言いませんし、思いもしませんが、、、この曲に関してはこうも陽気な持ち味をあえて殺すことにより、こんなにも寂しい曲に仕上げたMahonesバージョン、一聴の価値有りです。
Amazonでは新品は売り切れているようですね、、他に何処で買えるかは、、分かりません。見かけた際には手に取ってみて下さい。

このMahonesの事をもっと知りたい方はコチラのオフィシャルHPをご覧下さい。ドイツのバンドなのでドイツ語ですが、、
個人的に今、最もオススメするバンドです。今でも活動しているかどうかは怪しいです、、
枯れないで、、

FIDDLER'S GREEN新譜『天下分け目のスピード・フォーク〜Winners & Boozers』、11/6発売

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by uncleowen | 2013-12-25 17:50 | MAHONES | Comments(0)



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